へき地医療(訪問診療・ケアマネージャー)をテーマにした落語と講談を執筆&寄席開催@山口県岩国市

「しのぶ寄席」
日時:2025年11月30日
場所:山口県岩国市 河郷診療所旧館

40年以上にわたり山口県岩国市で訪問診療を続け、地域医療に貢献されてきた河郷忍先生という医師の方と
落語台本講座の「先生と生徒」というご縁で知り合いました。(ちなみにこちらの場合は私が先生です😅)

「中山間地域でへき地医療に取り組んでいることを落語にしてもらえないだろうか」
と河郷先生よりご相談をいただき、
「落語という楽しい切り口でへき地医療という社会課題の現状を多くの人に知ってもらいたい」
という想いに共感し、ぜひお力になりたいと思いました。

インタビューだけでなく、実際に自分の目でも見たいと
地域をまわる訪問診療に二日にわたって同行させていただきました。
私自身、街中で育ったため、「体調を崩せば歩いて病院へ行く」という環境が当たり前だと思っていました。
しかし、今回の取材で初めて地方の医療現場を見せていただき、
自家用車を運転しなければ受診すら難しい地域があるという現実に、まず驚かされました。
高齢になったり病気が重くなったりすれば、自力で通院できなくなる方が少なくありません。
だからこそ、訪問診療は多くの人々にとって欠かすことのできない支えになっているのだと強く感じました。
その経験をもとに、「笑う門には医師来る」という新作落語を書かせていただきました。

また、取材の過程でケアマネジャーの方からも
お話を伺い、「ケアマネジャーの仕事のことをもっと多くの人に知ってもらいたい」と感じ、
「ケアマネジャー奮闘記」という講談も書かせていただきました。

これら二つの作品の披露の場となったのが、今回の「しのぶ寄席」です。

落語は桂福丸さん、講談は旭堂小南陵さんにお願いし、
さらに毎年この「しのぶ寄席」に出演されている入船亭扇遊師匠にもご出演いただきました。

ご依頼いただいた河郷先生からは
「これまで自分が地域医療に携わる中で大切にしている思いが落語の中で表現されていて嬉しかった」
との嬉しいお言葉をいただき、
実際に訪問診療に同行させてもらったことで、話を聞いているだけでは分からない、
先生と患者さんとの信頼関係などをその場で感じることができたことが
今回執筆するにあたっての根幹となったので、取材に行かせてもらってよかったです。

どんな落語や講談だったか気になった方は下記のYouTube動画をご覧くださりましたら幸いです。

落語という笑いを切り口に、
やわらく楽しく気軽に社会課題を知ってもらえるというのも新作落語の醍醐味というか、
お手伝いできることだなと改めて感じております。

何かご自身が取り組んでいる地域社会の課題や、その取組みについて
広く社会に周知したい色んな人に知ってもらたいという方がいらっしゃいましたら
お気軽にご相談いただけたらと思います。

新作落語もですし、クラファンだったり、寄付集めの際に
共感や応援を生み出すようなストーリーづくりでお力になれるかもしれません。
私自身が持っているもので、河郷先生のように地域のために頑張っておられる方のお力に立てたら、
そんな嬉しいことはないなとしみじみ思うような今回の経験でした。

河郷先生とはお話を深めるなかで色んなご縁があることも分かり、
更に心あたたくなりました。
素敵な機会を頂戴し本当にありがとうございました。

追記.2025年12月19日中國新聞に掲載していただきました。インタビューを元に河郷先生や私の声も記事に盛りこんでいただき、大平記者に素敵な記事に仕上げていただきました。ありがとうございました!

【演目】
旭堂小南陵「ケアマネジャー奮闘記」
桂福丸「笑う門には医師来る」
中入り
桂福丸「ちりとてちん」
旭堂小南陵「赤垣のかぼちゃ娘」
入船亭扇遊「文七元結」

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